分布
アフリカ、南ヨーロッパ、中南米の塩湖や干潟に生息する。 塩湖やアルカリ性の湖といった特殊な環境に適応しており、数千羽から百万羽程度の巨大な群れを形成する。
形態と生態
体色は淡いピンク色から鮮やかに紅色をしている。
フラミンゴが紅色なのは、餌であるエビやカニを食べているからと言う説もあるが、藍藻類の色素によるものである。 動物園で飼育する場合、飼料に色素を添加する事で羽色を維持している。
クチバシは中央部で急角度で下に曲がり、「へ」の字状の形状をしている。クチバシの縁にはラメラと呼ばれるヒゲ状の組織があり、これで水中の藍藻類や小動物を漉しとって食料としている。(濾過摂食を参照)
ノドにある腺からフラミンゴミルクと呼ばれる栄養豊富な分泌液を出す。これをヒナに口移しで与える事で子育てをする。同様な例として、ピジョンミルクで子育てをするハトが挙げられる。 母乳を分泌する哺乳類以外でこのような子育てをするのは珍しい。フラミンゴの舌は人間に対しては、強心作用を齎す。 ちなみに水辺にいる時片足で立っているのは水に体温を奪われにくくするためだと言われている。
フラミンゴの種
オオフラミンゴ Phoenicopterus ruber
ベニイロフラミンゴ P. r. ruberと、ヨーロッパフラミンゴ P. r. roseusの2亜種からなる。ベニイロフラミンゴはカリブ海沿岸地域に生息している。全長約145cmで、鮮やかな紅色をしている。ヨーロッパフラミンゴは地中海周辺からインドにかけて生息している。全長約110cmで、淡いピンク色をしている。
コフラミンゴ Phoenicopterus minor
比較的小型のフラミンゴで、アフリカからインドにかけて生息する。最も個体数の多いフラミンゴで、400万羽以上が生息している。
チリーフラミンゴ Phoenicopterus chilensis
淡いピンク色をしており、背中には紅色の縞模様がある。アンデス山脈の塩湖等に生息する。
アンデスフラミンゴ Phoenicopterus andinus
コバシフラミンゴ Phoenicopterus jamesi
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